【ふるさと納税】宮城県仙台市の利久の牛タン詰め合わせ

私は東京都在住、42歳のフルタイム勤務の会社員です。中学生の娘が一人おります。宮城県仙台市で生まれ育ち、大学進学と同時に東京に出てまいりました。以来途中数年間を除いて、ずっと東京暮らし、故郷宮城よりも、もはや東京での生活の方が長くなりました。

仙台には今も両親が住んでおり、娘を連れて年に2回は里帰りしています。いまでも仙台が大好きです。

数年前からテレビなどで、ふるさと納税の話題は耳にしておりました。ただ、「御礼」ばかりが注目され、その豪華さを競うばかりの報道にうんざりしておりました。

そんな時、何気なく宮城県のホームページを見ていたら、ふるさと納税のサイトにたどり着き、御礼はひとまずおいておいて、愛する故郷のために使われるなら、ぜひとも寄付をしようと、かなり衝動的に申し込みました。もともと、恵まれない子供たちや自然環境などに、寄付は行っていたので、特に抵抗はありませんでした。

ふるさと納税の仕方は自治体によって異なるとは思いますが、宮城の場合、県のホームページから「寄付専用申込みフォーム」に入力するだけで、簡単に手続きできます。

寄付とは本来見返りを求めないもの、とは思いつつ、ついつい「御礼」一覧が目に留まってしまい、宮城の場合は、3万円以上の寄付で御礼がいただけるとのことでしたのでちょうど3万円を寄付いたしました。

選べる品は、3万円以上10万円未満の場合と、10万円以上の場合に分かれており、ホームページで確認できます。

宮城の名産品、笹かま、牛タン、ずんだもちから、日本酒、海の幸まで画像とともに詳しい説明が記載されており、とにかく種類がたくさんあるので、どれにしようか非常に迷いましたが、私が御礼として選んだのは、利久の牛タン詰め合わせです。

里帰りするたびに必ず訪れる牛タンの名店・利久の牛タン、御礼はあってないようなもの、あまり期待しないようにしようとは思いながらも手元に届いた時は、故郷を思いだし、大変嬉しかったです。

私のように、自分の故郷に寄付するのはもちろんのこと、全然関係のない自治体でも、寄付する理由がたとえその御礼に惹かれたからでも、いいんじゃないかと思います。

日本は寄付という文化があまり根付いていないと思うので、そう意味でもふるさと納税は、寄付をしたことのない人も、気軽に手続きが出来て、またちょっとしたオマケもついてきたりするので(御礼がある場合のみですが)、ぜひぜひ皆さんもされてみてはいかがでしょうか。